「産まれた時は生きてさえいればと言われた僕も…」 NICUに宇野昌磨さんのメッセージ 子育てに頑張っている皆様へ

 NICUへ続く廊下の壁に飾られた宇野昌磨さんからの電報やサイン、幼少期の写真など=2024年6月、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院

 「小さく産まれた事をハンデに思わず、個性として成長を楽しんでください」―。名古屋市の日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院の新生児病棟には、フィギュアスケート男子の五輪メダリスト宇野昌磨さんの電報が飾られている。体重千グラム未満の「超低出生体重児」だった宇野さんのメッセージが、新生児集中治療室(NICU)の赤ちゃんや家族の励みになっている。(共同通信 吉田有美香)